自分を嫌うほど生きづらい生き方はない
僕は自分のことが嫌いで、鏡も見たくないし声も聞きたくない、名前も書いたり目にしたりするのも嫌だった
容姿も性格も過去も全部嫌いだから、極力自分のことについて考えないように生きてきた
じゃあ何を考えて生きてきたかというと他の人になりきることだった
頭の中で自分の理想の人を作って全部そいつに代弁させたり、時にはそいつになったつもりで考えたりしていた
この理想像は複数いて、自分が相対している状況に都合の良い人格に入れ替え、自分をひたすら無視することで精神を安定させていた
でも昨日ふと思った
例えば嫌いな奴がいたら、そいつと距離を置いたりすればいいだけの話だけど
自分のことが嫌いだったら、どれだけ距離を置こうとしても逃げられないよなって
ずっと自分はこの自分で、離れられないし変えられもしないのに、そんな自分を呪ってたらそりゃ生きづらいよな
とても好きにはなれそうにないけど受け入れる必要があるんだろうなと思い始めてる